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創造の方向
今日の量子場調整講座では、体の軸や筋骨格系の基準となるプロポーションについて学び、それらを修正するための手技、イメージを使った調整などの実習を行った。また、施術中のクライアントの状況を自分の体に映し出してモニタリングする練習も行ったりした。大変充実した内容でワクワクし通しだった。

さて、私たちの体の軸とはどこにあるのだろうか?


重力に対して一番強くいられる体の軸は2本ある。それは両目真ん中の真裏を縦に走っていて、頭を前後に等分したライン上にある。

通常、普通に生きている場合、それらの軸は右下方向に回転するように崩れ、老化していく。時計回りと同じ方向であることを考えると、時間の流れに沿って老化していくのは一般的には自然な流れといえるだろう。それゆえに、ほとんどの人(9割程度)は、左半身(の一部)が前方に巻き込まれたように崩れ、左の軸が弱くなっている。

これは、左右それぞれ片足立ちをしてみると感じられる。右に比べ左足裏の接着が弱い人のほうが多いはずなのだ。

左軸が弱くなると自律神経の乱れにつながることが多く、右下巻きが強まることで体の弱さが出てくることになる。また、左の弱さをかばうために右軸には負担がかかる。自律神経と密接な関係の心臓が左寄りにあり、がんばる臓器の肝臓が右にあるのは面白い。

さて、これらの老化を押しとどめるにはどうすればよいのか?答えは簡単!左上に巻き上げればよいのである。右下巻きが老化の方向であるならば、左上巻きは創造の方向だ。

人生をなんとなく生きている人はどんどん老いて病んでいくが、自分の意志に基づいて人生を創造している人はいつまでも若々しく健康だ。これが何を意味するか?人間の本来の生き方は後者だということではないだろうか?老いや死や病気はそもそも幻想であり、私たちの真の姿は健康なのである。

実は量子の場(オーラの場)も通常は右回転をしているが、私たちが量子場調整で量子場の再構築をするときはその回転を反転させている。過去の渦の中から飛び出すための鍵はこの左巻きに潜んでいる。


筋骨格系、つまり物理的な身体を左に巻き上げるために使うのが美容整体の手技である。基準となるプロポーションにあわせて手技を行うのだが、実はこの手技もイメージでの調整に置き換えることが可能だ。今日は、そのどちらも実習し、私にはその効果は同等に感じられたのだが、イメージでの調整のほうがよりクリアだと言っている受講生が数名いた。

物理的な力を加える場合には、どうしても頭で考えてしまう傾向が抜けないのがその理由らしい。イメージで調整を行う場合は、思考を介せず、潜在意識が直接量子場を動かすので、より意図したとおりの結果が得られやすいのだ。つまりは、思考よりも潜在意識のほうが現実化の精度が高いのである。しかも、潜在意識のほうがキャパシティが広く、シンプルに使いこなすことが可能なのだ。

これらの実習は、まずは自分に対して行い、小脳にそれらを刻み込んでいくのだが、今日は他人に対しても手技とイメージでの調整を行った。そして、それを自分の体に映してモニタリングするという体験もした。

白雲で施術を受けたことのある人なら体験済みのことだが、岩尾先生は見てもない私たちの口腔のことをかなりの細部にわたって状況を把握しているのがわかる。「左上の奥から2番目が一番強く当たってるはずですが…」なんていう調子で、「はい!その通りです!」としか言いようがないほどにズバリと言い当てる。

これは、実際には言い当ててるではなく、先生ご本人の身体が患者のモニターとなって体感しているのである。そんなことが出来るようになるのかどうか多少の疑いがあったが、実際にやってみて感動!ペアになった相手の状況がしっかり身体に映るのだ!

こうして、自分の施した手技や量子場調整がきちんと相手に作用したかどうかのフィードバックを得られるのは大変大きな収穫である。多少のミスがあっても、それが解ればすぐに修正も出来る。そして、何よりも大きいのは、自分の意図が現実化されたことを体験しそれを完了させることが出来る点だ。その経験がクライアントだけではなく、施術者自身をもより健康にし、力を蓄えさせることになる。


今日習った筋骨格系の「プロポーション」と内臓領域の「調和」は物理的な領域。そして、これまで習ってきた、気の領域(経絡、次元)と量子場(オーラの場)の3点で量子場調整の技術の柱がそろったことになる。次回からは、これらを駆使した実際の運用の仕方を学んでいく。

観点が2つしかないのであればただの現象である。その単なる現象を技術に高めるのであれば3つの観点を持つ必要がある。3点が極まることにより、求める結果の精度が上がる。」というのは岩尾先生の言葉。偏見のない観察者として物事をクリアに観る先生の姿勢には、いつものことながら感動せずにはいられない。

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